-傾聴というお仕事に出会って
はじめまして、相談員の長瀬なおみです。
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
私は2017年からお電話で愚痴やお悩みを聞くお仕事を始め、沢山の方のお話をお聴きしてまいりました。子育てが一段落した頃に出会ったのがこのお仕事でした。いつもは仕事探しには慎重で臆病になる私が、直観的に惹かれるものがあり「私にできるかも、やってみたい」と迷うことなくこの道の門を叩いたのが始まりです。
お仕事として「傾聴」を行う研修を受け、登録スタッフとしてスタート。最初は緊張しましたが、数多くのお客様とお話しているうちに、このお仕事はやはり自分に向いていると確信するようになりました。
思い返せば、私自身、もともと傾聴に向いている性格なのかなと思い当たることも。
以前働いていたパート先では、日本語のコミュニケーションが難しい外国人のサポートをするのがいつの間にか私の役割になっていました。ゆっくり丁寧に話す、何度同じ質問をされても嫌な気持ちにならないという性格が、「この人には話しやすい」と思ってもらえたようです。
また、学童保育やデイサービスで働いたこともあり、年齢の幅を問わず人の話を聞くのが得意だったように思います。プライベートでも人の悩みや話などの聞き役に回ることが多く、同じ人が何度も私と話したいと言ってくれる、ということがよくありました。
やはり傾聴というお仕事は自分にピッタリな、やりがいのあるお仕事だと感じています。
-子どもの頃からこんな性格でした
人と話すのが得意というと、いかにも活発で社交的なイメージを持たれるかもしれませんが、実は私は、子どもの頃から自分の気持ちを出すことができないおとなしい子でした。
人一倍敏感で、周囲の人たちの気持ちに合わせようとして我慢したり、言いたいことが言えなかったり、些細なことを気にして落ち込んで自分を責めたり…
そんな自分の特性が、HSP(Highly Sensitive Person )というものであることを、偶然本屋さんで見つけた「敏感な自分を好きになる本」を読んで知りました。
「あぁ、私が今まで苦しんできた理由はこれだったんだ…」
ゆっくりと目から鱗が落ちるように、今まで悩んできたことが繋がりました。そして、誰かに自分のことを初めてわかってもらえたような安堵感を覚えると同時に、他者に理解されにくい原因がわかり、とても複雑な気持ちになったことを覚えています。
-HSP気質ならではの傾聴
世の中には、HSPの特性を持つ人は全体の20%いると言われています。つまり5人に1人。心が敏感で傷つきやすい、だからこそ人に相談できずに一人で悩んだり苦しんだりしている人は多くいらっしゃるのだと思います。
これまで、お電話で傾聴をさせていただく中で、私と同じような経験をされて悩んでいる方から、「わかってもらえて嬉しい!」という声をいただき、ご指名いただくこともありました。
HSPの方にとって、知らない人と電話で話すというのはとても勇気が要ること。「せっかく電話を掛けても、強い口調でアドバイスされたらどうしよう…」「気持ちが分かってもらえずもっと辛くなったら嫌だな…」そんな心情が私には痛いほど分かります。
こんな私ですので、女性の方向けの傾聴サービスを行う中で、特にHSPといわれる繊細な方の心に寄り添い、少しでも気持ちが楽になれるお手伝いができればと思っています。
つらい時や、悲しい時、苦しい時、思ったままの気持ちをお話ください。
今までわかってもらえなかった嬉しいお話や楽しいお話も大歓迎です。
もちろん、お話していただいたことは秘密です。
安心してお話くださいね。
お電話お待ちしております。